過払い金で借金返済|任意整理を弁護士目線の物語で説明④

こちらは、ある任意整理のケースを元に弁護士目線でストーリー形式にした物です。

借金を整理した方に聞き取りをして、台詞などは読みやすいようにこちらで作りました。

フィクション・ノンフィクションの中間だと思って読んで下さい。

 

依頼者の状況

トラック運転手乙野乙郎は、20年ほど前に大手サラ金会社から借金し、その後、借金の返済のために、複数のサラ金会社からそれぞれ30万円から50万円の債務を負うに至っており、総額約300万円の返済に追われている。

 

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第1話

第2話

第3話

 

  • 第4話 各貸金業者との交渉2

 

1,K社との交渉

さて、K社と交渉をしておくか。残元金が15万円で、利息が2万円か……。何とか半額くらいまでもっていきたいな。

 

(呼出音)

電話担当者:はい。こちらはK社お客様センターです。

甲弁護士:弁護士の甲と申します。乙野さんという方の件でお電話いたしました。

電話担当者:乙野様ですね。フルネームと生年月日またはお客様番号をお願いします。

甲弁護士:乙野乙郎さん。お客様番号は、ABCD 1234です。

電話担当者:乙野様ですね。わかりました。担当者に代わりますので少しお待ちください。

(保留音)

K村氏:お電話変わりました。乙野様の担当のK村と申します。

甲弁護士:乙野さん代理人の甲です。はじめまして。早速ですが、乙野さんのお支払いについてご相談があります。5万円の一括払いではいかがでしょうか。

K村氏:5万円ですか。それは少し厳しいですね。乙野さんは破産の予定はあるのですか。

甲弁護士:検討はしていますが、詳しくはお話することができません。いずれにせよ破産は回避したいと考えています。

K村氏:そうですか。過払金などはないのでしょうか。

甲弁護士:恐縮ですが、そういったこともお話することはできません。個別に交渉をさせていただいているところです。

K村氏:わかりました。少し検討させてください。

甲弁護士:お願いします。

 

 

2,C社との交渉その2

和解が見込めそうなC社の担当D山氏と下記のとおり2度目の交渉を行った。

 

(呼出音)

甲弁護士:甲法律事務所です。

D山氏:お世話になっております。C社関東電話センターのD山と申します。甲先生はいらっしゃいますか。

甲弁護士:はい。私です。

D山氏:お世話になります。乙野様の件ですが、社内で検討いたしました。何とか63万円でいかがでしょうか。

甲弁護士:63万円ですか。う~ん。ちなみに支払日はいつになりますか。

D山氏:支払日は来月末にしていただければと思うのですが。

甲弁護士:いや。それでは応じられません。今日はまだ8日ですよ。来月末は遅すぎます。今月末でなければ応じられません。

D山氏:そうですか。わかりました。それでは今月末の63万円のお支払いでお願いいたします。

甲弁護士:63万5000円にしてもらえませんか。

D山氏:63万5000円ですか……そうですね、わかりました。その金額であれば私の判断でお受けできます。

甲弁護士:ありがとうございます。それでは63万5000円を今月末でお願いいたします。

D山氏:わかりました。それではお手数ですが先生のほうで和解書をおつくりいただいてもよろしいでしょうか。

甲弁護士:御社で用意できないのですか。

D山氏:弊社では和解の相手方におつくりいただいているところでして。

甲弁護士:仕方ないですね。わかりました。振込手数料は御社のご負担でよろしいですね。

D山氏:やむを得ません。

甲弁護士:私の和解書案では、14.6%の遅延損害金条項を入れていますので、その点よろしくお願いします。

D山氏:それはちょっと…….

甲弁護士:いえ。期限どおりにお支払いいただければ問題ないですから。

D山氏:そうですか。わかりました。それで結構です。

甲弁護士:それでは文案をFAXしますのでご確認ください。

D山氏:了解しました。すぐに確認しますので、FAX後10分くらいしましたらご連絡ください。

甲弁護士:わかりました。

(電話を切る)

 

和解書を制作しFAXで送る

 

(呼出音)

甲弁護士:弁護士の甲と申します。D山さんをお願いします。

電話担当者:どなたの件でしょうか。

甲弁護士:乙野さんという方です。言っていただければすぐにわかります。

電話担当者:わかりました。

(保留音)

D山氏:お世話になります。甲先生、FAX拝見いたしました。こちらでかまいません。2部原本をお送りいただけますか。

甲弁護士:わかりました。ありがとうございました。振込みのほどよろしくお願いします。

D山氏:ありがとうございました。(電話を切る)

 

 

3, 乙野氏との電話その2

C社との和解が調った報告をするために乙野氏に連絡を入れた。

 

(呼出音)

乙野氏:はい乙野です。

甲弁護士:お世話になります。弁護士の甲です。

乙野氏:お世話になっています。

甲弁護士:いくつかご報告があります。まず、C社と和解できました。今月末に63万5000円が振り込まれる予定です。

乙野氏:そうですか/ありがとうございます。

甲弁護士:また、A社との裁判ですが、先日裁判所から連絡があり、来月の2日に期日が入りました。そこで交渉が行われると思います。また状況が動きましたらご連絡します。

乙野氏:わかりました。

(電話を切る)

 

4,K社との交渉その2

その後、K社のK村氏からあらためて連絡があった。乙野氏の債務額についてあらためて交渉する。

 

(呼出音)

甲弁護士:甲法律事務所です。

K村氏:お世話になっております。K社のK村と申します。甲先生はいらっしゃいますか。

甲弁護士:はい。私です。

K村氏:お世話になります。乙野様の件ですが、社内で検討してまいりました。何とか10万円をお支払いただけませんか。

甲弁護士:いや。それは少し難しいですね。一括払いで何とか7万円ではいかがでしょうか。

K村氏:7万円ですか。それはなかなか難しいかもしれません。少し検討してみます。

甲弁護士:何とかよろしくお願いします。

(電話を切る)

 

※これはストーリーにしたため事実でない部分が含まれます。また、実際には面談ではなく電話のやり取りも多用されます。対応は弁護士ではなく事務所の相談員の方がされる場合が多い様です。

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